“紳士“と“ラッパー“という、一見すると相反する言葉を体現しているのが、今イギリスで大注目を浴びているLoyle Carner

Apple Music Beats 1 のインタビューでは、数々の質問への返答があまりにも謙虚で真面目なため、ついには「どんなDNAがあなたみたいな人を作り上げるわけ?」と言われるほど。その甘いマスクと優しい声、そして最高に好青年なその人柄にもHIP-HOPの新時代を感じます。

ポルトガルで撮影された今作のMVには楽曲でも共演し、プロデュースも担当しているTom Mischも登場。ロイル自身もトムの大ファンだと公言していることもあって、この2人の相性の良さがMVからも伺い知れます。


ロイルといえば、2018年のBRITSAwardsに母親とお揃いで”WHOISLOYLECARNER”(ロイル・カーナーって誰)Tシャツを着ていたことも話題になりましたが、今回のMV内でも気になるTシャツ、着てますよー!ロイルの胸に書かれた「エドウィン」

まさかのカタカナTシャツ!!曲調も、2人の声もとてもリラックスしている中でこのTシャツを見つけると、さらに心が和みます。HIPHOPというと、バイオレンスな内容であったり、派手なMVのものが多い印象がありますが、ロイルの作品は自然体の彼自身を表現する“ゆるい空気”が漂うものが多いです。

“ゆるい”といえば、このMV。きっちり最後まで見たあなたにはさらに気分をゆるゆるにさせられるトム・ミッシュのオフショットが待ち受けていますよ。隅々まで見どころ満載です。

Loyle Carner - Not Waving, But Drowning
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