実力派・多国籍ネオソウルバンドi///uとは?待望のデビューEPをリリース!
Photo via Facebook(@iubandofficial)

i///uは多国籍ネオソウルバンド。メンバーはワシントン大学で出会い、その後結成わずか1年程度で毎年開催されているポップカルチャー博物館(MoPop)主催のSound Offというシアトルの21歳以下のメンバーによるバンドの音楽コンクールで2019年に優勝。注目を集めている実力派です。

メンバーの集まり方も現代的。バンドの創設者となるScott ElderがサックスのBrady Stinson TylerとSchools Appで知り合いました。そこからジャムセッションを通じてギターのTyler Richard、ピアノのRichard Merlin Chanが参加、その後ドラムのBilly WuとリードシンガーのKatyrose Jordanが合流し、現在の形となりました。

i///uの楽曲は、ジャズの要素を取り入れたネオソウルが特徴。i///uの楽曲作りにおいてErykah Baduを意識しているメンバーもいるようで、伝統的なサウンドと現代の音楽のトレンドをミックスしています。


また彼らは、ポップカルチャーからインスピレーションを得ていて、シアトルの音楽シーンでネオソウルの新たな楽曲を生み出しています。彼らは音楽を作る理由について、過去に「それなしでは生きていけない」、「とても幸せな気持ち」という趣旨のコメントをしています。このコメントを裏付けるかのように、メンバーたちが楽しそうにプレイしている姿が魅力的!

i///uが目指すのはバンドとしての新しい形。彼らは、音楽と一緒にアートコミュニティを作ることを目指しています。

デザイナーや写真家、ビデオグラファー、プロモーター、ビデオエディター、ソングライター、サウンドエンジニア、そしてもちろんミュージシャンに至るまで、すべてがバンドの制作チームです。

彼らはこのチームを「i///u stew」と呼んでいて、現在14人ほどのメンバーで構成されているとのこと。

i///uが音楽を通して達成したいのは、コミュニティを広め、最終的には音楽を聴くことに興味を持つ青少年を得ること。そのためにSound Offで優勝するまでの約1年間は、あらゆる場所(時にはカフェやハウスパーティーも!)で演奏することを目標にし、ハウスショーでひどいギグも経験したそう。

リードシンガーのKatyrose Jordanは、タマネギのタトゥーを入れているほどのタマネギ好き!

「i///u stew」を目指す彼らにとって、個性豊かなメンバーたちがひとつのチームとなることで、大きな鍋で煮込んだ具沢山のシチューが味わい深くなるように、彼らの音楽もさらに深みを増していくことでしょう。

そして、ついにデビューEP「Junebugs」を11月29日にリリース!このEPは、i///uの新たな幕開けとなる予感。要チェックです!

i///u - Junebugs
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