独創性溢れる注目のSSW、ForeverのDebut EP「Forever」は夢と現実の狭間を味わう1枚。

苦しくつらい経験をした彼女の高い独創性

カナダ・モントリオールを拠点に活動するJune MoonことForever。シンガーソングライターでもあり、詩人としても活躍しています。

Foreverという名で活動をする前、実の父を亡くし、音楽活動含む全ての制作活動を休止。その間、とてもつらく悲しい時期を過ごしたことを語っています。

しかし、仲間との深い関わり合いや協力を受け、共同制作者・コラボレーターらと共にセルフタイトルEP「Forever」を2016年に書き上げ、リリースしました。

官能的なボイスと絶妙なダウンテンポの融合!

デビューEP「Forever」は、ミニマムなビート、ダウンテンポの中にポップ要素が絶妙に入り混じり、どこかローファイで懐かしくも感じる中毒性の高い全6曲が収録されています。

まるで水中を浮遊しているような、或いは夢と現実の狭間を漂うような不思議な感覚を味わえます。

また、彼女の官能的なボイス、少しダークな世界観にも注目したいところ。

歪んだ愛情とロマンス、時には殺人や個人の葛藤など生々しくグロテスクな物語をテーマに取り上げる独特の作風。

一見重い印象を与える描写ですが、どこか希望・優しさが込められた表現作品とも捉えることができます。

それは、人生の波を経験した彼女の実体験からだけでなく音楽や作品、アーティストとしての人格を追求する過程によって培われた叙情的感性によって生まれているのかもしれません。

2020年という年の終わりが近づき、世間はどこか冷静さやニュートラルな雰囲気が感じられる今、Foreverの音楽を傍に貴重な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。


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