近年、ラテン系音楽がトレンドになりつつあります。2021年にヒットしたFarruko「Pepas」など、ダンスミュージックとラテン系音楽のコラボをはじめ、ラテン系音楽×○○というサウンドはますます盛り上がりそうです。
今回は、Billboardに掲載された「Latin Music Trends to Look For in 2022」の記事を参考に2022年のラテン系音楽のトレンド予測をご紹介します!
エモ
メキシコの若手アーティストを中心に、Z世代に人気のエモがラテン系音楽にも広がっています。彼らは、失恋をテーマにした楽曲で自分たちの弱さを表現しています。
2021年10月30日付けのビルボードのホット・ラテン・ソング・チャートでは、17歳のIvan Cornejo「Está Dañada」が1位を獲得しました。
R&B
2021年のKali Uchis「telepatía」のヒットにより、ラテン系音楽とR&Bの融合も注目を集めています。
今年1月にリリースされたTiago PZK, LIT Killah, Maria Becerra & Nicki Nicole「Entre Nosotros」では、ラテンのサウンドにラップとR&Bを取り入れています。
レゲトンに続くデンボウやバチャータ
ラテン系音楽のなかでもデンボウやバチャータがトレンドに。ドミニカ共和国の発祥のバチャータは、失恋や片想いのせつなさを歌った楽曲が特徴。2021年12月には、ROSALIAが「LA FAMA (feat. The Weeknd)」をリリースし話題となりました。
出典: Billboard - Latin Music Trends to Look For in 2022