まるでSF映画の予告編。早く続きがみたいと思わせられるMVが公開されました。Telefon Tel Avivはシカゴを拠点に、実験的要素を含むダンス・ミュージックやアンビエントを主体に活動しているアーティストです。

そのキャリアは1999年からと非常に長く、元々はCharles CooperとJoshua Eustisのユニットとして活動していましたが、2009年にCooperが不慮の事故によりこの世を去ってしまい活動を停止。

2016年にEustisのソロ・プロジェクトとして彼の友人を交えながら活動を再開させました。

今回発表されたa younger version of myself,では重厚感のあるベースにキック主体のビート、時にインダストリアルな香りを感じさせながらも幻想的なコードが響く中で、シューゲイザーやドリーム・ポップ感のある強めのリバーブがかかったボーカルが霧のように、そのダークで切ない世界観を後押しします。


車の往来は多いけれど、人の姿は見当たらず、時折(いや、割と頻繁に)身体が透明になる男だけがいる、無機質な世界。

MVではなぜ車は沢山走っているのに、生身の人は彼以外見当たらないのか、彼がなぜ突然透明になったりするのかなど一切語られておらず、気になることだらけ。

切なくも美しい楽曲にぴったりとマッチするMVは必見です!

Telefon Tel Aviv - Dreams Are Not Enough
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