2022年のトレンドワードの一つ「Y2K」。「Y2K」とは「Year 2000」の略した言葉で、元々はコンピューター関連の用語でしたが、最近は2000年頃を指す言葉として使われています。
現在、そんな「Y2K」のファッションやカルチャーが再び注目を集めています。
Y2Kファッションと聞いてまず思い浮かべるのは、人気絶頂期のBritney Spears。大ヒット曲「Oops! ... I Did It Again」(2000年)のアートワークで着用しているクロップド丈のトップスとローライズのボトムスは、まさにY2Kファッションを象徴するアイテム。
「ブリトニーを解放せよ! #FreeBritney」に共感する人々が増え続け、2021年はまさに彼女の存在を知らしめる一年になりそうだ。
ブリトニーが牽引した“Y2K”ファッションを作る、10のアイテムhttps://t.co/PnBpvui1BX pic.twitter.com/t2x5ajUbIV
— ELLE Japan (@ellejapan) July 8, 2021
当時は、メンズもタイトなシルエットが流行していて、*NSYNC「I Want To Back」(1996年)のMVでもメンバーが着用している姿が確認できます。
Y2Kのリバイバルを牽引しているといわれているのが、Z世代のシンガー・ソングライター、Olivia Rodrigo。ファッションはもちろん、サウンドやMVにもY2Kカルチャーを反映させています。2021年の大ヒット曲「good 4 u」は、当時人気だったポップパンクを取り入れた楽曲。また、MVでも2000年代のホラーやダークコメディ映画を引用しています。
そのほか、イギリスのシンガー・ソングライター、PinkPantheress「Just for me」や世界中でヒット中のGAYLE「abcdefu」にも至るところにY2Kのエッセンスが散りばめられています。
懐かしさと新しさが共存する「Y2K」。このムーブメントは、今後さらに勢いが広がりそうです!
ヘイリー・ビーバーもデュア・リパも! Y2Kに宿るスピリットに、Z世代が夢中になる理由。