2023年マーキュリー・プライズ獲得!Ezra Collective『Where I'm Meant To Be』
Photo Credit: Aliyah Otchere

イギリスの栄誉ある音楽賞、マーキュリー・プライズの授賞式が現地時間9月7日にロンドンのハマースミス・アポロで開催され、2023年はEzra Collectiveが選ばれました。

マーキュリー・プライズは「ブリット・アウォーズ」とならぶイギリスの代表的音楽賞のひとつで、イギリスの音楽業界とレコード配給会社協会からイギリスとアイルランドの音楽アクトに贈られる音楽賞です。

Ezra Collectiveは、音楽教育NPO「Tomorrow’s Warriors」出身のメンバーで構成されたクインテット。2019年にデビューアルバム『You Can't Steal My Joy』を発表、2022年にリリースしたセカンドアルバム『Where I'm Meant To Be』でマーキュリー・プライズに輝きました。ジャズ・アルバムがマーキュリー・プライズを受賞するのは史上初のことです。


受賞アルバム『Where I'm Meant To Be』は、ジャズと様々なジャンルをシームレスに融合させたサウンドが特徴の作品。

アルバムには、アマピアノ、アフロビート、アフロビーツにジャズを組み合わせた「Life Goes On (feat. Sampa the Great)」、アコースティックなラテンジャズサウンドが印象的な「Victory Dance」、ネオソウル風にアレンジしたSun Ra「Love in Outer Space (feat. Nao)」のカバー曲を含む全14曲を収録。

近年、盛り上がりをみせるUKジャズシーンをリードするEzra Collective。マーキュリー・プライズ受賞を受け、ドラマーのFemi Koleosoは次のようにコメントしています。

「これは、Ezra CollectiveやUKジャズだけの結果ではなく、音楽を演奏する若者たちのために努力し、時間を費やしている国中のすべての組織にとって、特別な瞬間です」

Ezra Collective - Where I'm Meant To Be
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