卓球と音楽を愛した少年、Zak Abel

Zak Abelはイギリス出身のシンガーソングライター。
卓球のチャンピオンを夢見た彼は、14歳となった2009年にはカデット男子シングル部門において全国チャンピオンの座を獲得した実力者でもあります。

卓球と同じように音楽も大好きだったZak Abelは自身の演奏した動画をアップロードする活動をはじめ、彼のアーティストとしてのキャリアがスタートすることになりました。

芯のある声と情熱的なビートが凝縮されたデビューアルバム

同じくイギリス出身のプロデューサー・デュオ、Gorgon Cityにフィーチャリングされた楽曲「Unmissable」がリリースされると瞬く間にZak Abelの名前は世界中に広まることとなり、幾つかのシングルリリースの後、待望のデビューアルバム「Only When We're Naked」を2017年にリリース。

アフロビートやカリビアン・ダンスミュージックの影響が色濃く現れたリズムにマッチする個性と力強さが渦巻く歌声。プログレッシブハウスを彷彿とさせる哀愁を帯びつつも前向きなメロディは没入感に優れ、聴く人の心を湧き立たせ輝かしい世界へ惹き込むエネルギーが凝縮された1枚。

ひとつのジャンルに固執せず、自由な発想を取り入れたZak Abelならではの作品に仕上がっています。

分け隔てなく与えられるZak Abelからの愛

彼の作る楽曲の多くは愛や肉体、精神、そして宗教や魂などをテーマに、人類全員が余すことなく持っている「価値」についてその節々で触れています。

全ての人々が受け入れられる必要性を訴える彼の歌声は、例えそれが自分自身を信じられなくなってしまった時でも、私たちに寄り添い、力を与えてくれることでしょう。