ベルギー出身のポップソウルシンガーSelah Sueが1月26日に最新シングル「Pills」をリリースしました。
この曲は抗うつ剤が与える人への影響について歌われているとのこと。一見ヘビーな曲であるとも解釈できますが、ディスコライクなリズムに爽やかな歌声が違和感なく混ざり合う斬新な1曲です。
ダンスフロアにぴったりなポップかつR&Bサウンドに、薬のせいで無気力な状態を表現したダウナーな歌詞とが重なるコントラストの強い作品に仕上がっています。
Selah Sueはこの曲への背景として "薬には強い安定化作用があり、平常時には必要なものです。でも、友人たちとのパーティーでは、その効果は心地よいものではありません。まるで、すべての感情を失ったかのようです。"とコメントしています。
「Pills」シングルリリースから約1ヶ月後、リミックスアルバム『Pills(Extended)』がリリースされました。こちらはシングル・バージョンを含む全6曲が収録されています。
ドイツ出身のシンガー、プロデューサーのRoosevelt、Roche Musiqueを代表するDJ・Kartell他、ベルギー出身のプロデューサー・ビートメーカーのPolar Youth、UKのマルチインストゥルメンタリスト・プロデューサーKaidi Tatham、Maison Kitsuné所属アーティストLuc de la Croixxと豪華な面々がリミックスを担当し、Pillsのあらゆる表情を引き出しています。
また、本作にはシングルバージョンだけでなくアコースティックアレンジも収録されており、曲の振り幅を存分に楽しむことができます。
Selah Sueは3月25日に最新AL『Persona』をリリースすることが決定しています。2022年上半期のSelah Sueの精力的な活動には要注目です!