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夏の終わりに自分を見つめなおす。曇り空のビーチで踊るBakarの新曲MV、Hell N Backが公開。

Bakarはニュージャージー州カムデン出身、現在は主にロンドンで活動しているアーティストです。

ヒップホップをルーツに、彼のお母さんが好きだったというR&Bやインディーロック、そしてEDMなど、様々なジャンルを取り入れつつ、オリジナリティを尊重するスタイルが印象的なBakar。

彼の最新作となるHell N BackではRobert Parker – Caught You In A Lieをサンプリングしたトラックに口笛を乗せ、少しかすれた声で歌う楽曲はどこかジャマイカ的な、ロックステディ感溢れる仕上がりとなっています。

偶然の産物か、曇り空の映る海を背景に時には歌い、訴えかけ、そして無邪気に踊る姿は秋に差し掛かる季節の何とも言えないもの寂しさや、少し肌寒い空気を匂わせながら、訪れる過ごしやすい季節への期待をあおります。


しかし、適度なゆるさに身を任せるように歌い、踊る姿とは裏腹に楽曲はメッセージ性に満ち溢れています。

おそらくは彼が生まれ育った、アメリカにおいて最も危険な都市の1つとされるニュージャージー州カムデンでの体験や苦悩、そして音楽や周りの人々に勇気づけられ、自身が見出す平和への希望、未来へ歩みを進めていくための決意などが込められているような、
そこには確かに、彼のルーツであるヒップホップや、長く彼に寄り添ってきたロックの魂を感じ取ることが出来るような気がします。

その言葉をひとつひとつ紐解き、噛み締めることで楽曲も、映像もまた先ほどまでとは違ったものに映るかも知れません。(けれど、MVの最後でビーチに落ちていた木の枝を投げようとして、明後日の方向へ飛んで行ってしまう姿はなんとも締まらない感じがして思わず笑顔にさせられてしまいました 😆 )

夢や目標、日々の生活の為、自身が掲げる平和の為に今を生き続けている私たちも、その長い歩みの中のどこかで、自分の本心と会話しながら自分の在り方であったり、進むべき道を決める為の時間が必要です。

ですが、あっという間に駆け抜ける時間に圧倒されてしまったり、環境や空気に押しつぶされ本来の自分を見失ってしまいがち。

そんな時、Bakarの曲や語りかける言葉が自身を取り戻す切っ掛けを与えてくれるかも知れません。
私も彼に倣って「自分らしくある為」の時間を楽しんでみようかなと思わせてくれる一曲です。

 

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Cover Photo by Josh Roberie on Unsplash

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